2022年11月10日
インボイス制度への対応につきまして
2023年10月から開始される「インボイス制度」につきまして、CASH RADAR PBシステムにおける対応予定をご案内いたします。
今後は当ページにて、画面イメージや操作手順など新しい情報を随時更新してまいります。
(最終更新日2023/10/05:PDF「仕訳入力[取引先]による自動判定ご注意」を追加)
株式会社エヌエムシイのインボイス対応状況(適格事業者番号など)はこちらに掲載しております。
おもな対応内容とスケジュール
概要書[CASH RADAR PBシステム インボイス制度対応](全23ページ) | ||
仕訳入力[取引先]による自動判定ご注意](2023/10/5掲載) |
① 適格事業者の情報登録 | マスタ作成【取引先設定】 | 2022年11月30日リリース済 |
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② 経過措置区分の初期値設定 | マスタ作成【基本情報設定(消費税関連タブ)】 | |
会計帳簿【仕訳日記帳】【会計伝票】ほか |
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④ 適格請求書からの仕訳伝票入力 | 会計帳簿【会計伝票】 | |
⑤ 経過措置取引の消費税集計 | 集計表【消費税集計表】 | |
⑥ インボイス用の監査項目 | 会計監査【データ監査】 | |
⑦「消費税の達人」連動ファイル作成 |
2023/7/12実施のメンテナンス後に実行が必要な操作等がございます。それぞれリンクをクリックして詳細をご確認ください。 |
画面サイズの調整 ※10/18実施メンテナンス以降は調整不要 |
定時取引マスタの取引先再設定 |
CSVファイルのレイアウト変更(仕訳日記帳インポート) |
① 適格事業者の情報登録
【取引先設定】メニュー
・適格区分「免税」or「適格」を設定する適格区分欄、ならびに適格事業者番号欄を増設(番号は不整合チェックあり)
・インボイス対応を機に取引先マスタを再整備するお客様を想定し、CSVファイルからの上書きインポート機能を追加
・仕訳日記帳メニューなどの画面上部[取引先登録]ボタンからの新規作成も可能
ポイント | 取引先に適格区分を設定しておくことにより、2023年10月以降の仕訳入力において経過措置適用可否のチェックが行われるようになります。(下記③参照) |
② 経過措置区分の初期値設定
【基本情報設定】メニュー
・消費税関連タブに「インボイス経過措置区分」欄を新設
ポイント |
システム初期値はいずれも“チェック無し”です。
基準期間の課税売上高が1億円以下に該当する
経過措置区分(80・50・0%)を初期値とする |
③ 経過措置取引の仕訳入力
【仕訳日記帳】など帳簿入力メニュー
・消費税欄に経過措置区分の選択項目[100(%)]および[80(%)]を追加
・取引先や金額による自動判定を行うことも可能
ポイント1 |
日付が2023/10/01~2026/9/30である仕訳において、入力画面の消費税欄に経過措置区分[100]、[80]が追加されます。
これにポイント2、3の自動チェック機能を併せて活用することで、従来の入力方法を変えることなくインボイス経過措置の処理をスムーズかつ確実に行うことができます。 |
ポイント2 |
取引先マスタとの連携により経過措置区分の自動チェックが行われます。 |
ポイント3 |
基本情報設定で中小企業向けの負担軽減措置を適用している場合、仕訳金額により経過措置区分の自動チェックが行われます。 |
④ 適格請求書からの仕訳伝票入力
【会計伝票】メニュー(会計帳簿「伝票ジャンプ」機能含む)
・適格請求書における「税率ごとに区分した消費税額等」の端数処理確認、調整機能を追加
ポイント |
適格請求書において税率ごとに区分された消費税額とPBシステム伝票入力における1行ごとの消費税額の差額のチェック・調整が行われます。
運用ケース(概要書P11~13) |
⑤ 経過措置取引の消費税集計
【消費税集計表】メニュー
・経過措置区分の集計行追加
・その他集計項目の改善
ポイント |
仮払消費税が発生する消費税区分(課仕入など)において【内 全額控除対象分】と【内 経過措置(80%)適用分】の内訳集計が追加されます。
「消費税集計表」新帳票サンプル ※一般課税 残高ゼロ表示あり |
⑥ インボイス用の監査項目追加
【データ監査】メニュー
ポイント |
インボイス関連(消費税関連)の監査内容が追加されます。 |