（給与）月６０時間超の時間外労働「割増賃金率５０％」設定手順につきまして

2023年4月1日より、中小企業における月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が50％になります。
関連案内　～厚生労働省「中小企業の事業主の皆さまへ」

ＰＢシステム給与メニューにおいては、現行のシステム環境で対応が可能です。
設定手順①②③をご確認下さい。

① 会社設定タブ「勤怠情報」

時間外項目のうち「時間外予備１」など使用していない項目を名称・掛け率変更のうえ使用して下さい。名称の変更は画面上部「勤怠項目名変更」ボタンから行う事ができます。

＜例＞
・名称［時間外予備１］を勤怠項目名変更ボタンで【60時間超残業】へ変更。
・掛け率［1.00］を【1.50】へ変更。

使用する時間外項目に連動する支給項目の名称を調整します。合算項目を使用している場合は［合算項目設定］ボタンで対象項目の調整も行って下さい。

時間外項目［時間外予備１］を使用する場合、連動する支給項目は［17.時間外予備１］となります。勤怠項目と支給項目の連動一覧は下記PDFマニュアルのP８をご参照ください。
PBS時間外・勤怠控除計算式（P8）

割増に対応する時間外項目を「勤怠項目」欄に、その計算対象となる支給項目を「支給情報」欄にそれぞれ追加します。

■ 給与データ入力

①②③の設定を行うと、給与データ入力において「60時間以下」「60時間超」を分けて入力・算出することができるようになります。

＜例＞
平日普通残業が67時間発生した場合
・法定時間外１（1.25）：60時間
・60時間超残業（1.50）：7時間